モラハラといってもいろんなタイプがいるのをご存知ですか?その中でも大きく分類すると、2種類のモラハラが存在します。
自分の夫がどちらのタイプか、あてはめて考えながら読んでいただけると、より楽しめるかもしれません😊
モラハラ① 無自覚型(無関心型)
無自覚型は、目立ちたがるタイプの人間です。
とにかく自分が一番。自分が一番大切。
無意識に自分と他人を比べて、相手に勝つことで優越感を得ています。
自分が勝てると思う相手にしか興味ありません。
①他人の反応に気づかない
②傲慢で攻撃的
③自分に夢中
④注目の的である必要がある
⑤送信者ではあるが受信者ではない
⑥見かけ上は他人によって傷つけられたと感じることに鈍感である
モラハラ② 過剰警戒型(過敏型)
無自覚型とは違い、内気なのが特徴です。
表に怒りを表すタイプではなく、内に怒りをためて爆発するタイプなので、扱いにくいです。
根に持つので、嫌のことを引きずってずっとネチネチくどいです。
1 他の人びとの反応に過敏である
②抑制的、内気、表立とうとしない
③自分より他人の注意を向ける
④注目の的になることを避ける
⑤屈辱や批判の証拠がないかどうか他人の言動に注意する
⑥容易に傷つけられたという感情を持つ(羞恥や屈辱を感じやすい)
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2種類ともモラハラの本質は同じ。
無自覚型と過剰警戒型は一見まったく違う人格に見えますが、本質での心理は同じです。
モラハラをする人は自分より弱いも立場の人と、強い立場の人に対して、この2種類の人格をうまく使い分けてる人が多いです。
自分にとって弱い者には無自覚型の人格でガンガン責め、自分にとって強い者には過剰警戒型の人格で、表には出さずに内に怒りを溜め込んでいます。
基本的にモラハラは自分というものがありません。自分が嫌いなんです。
人は弱い部分や強い部分、自信のあるところやないところなど、どちらもあって当然。良いところも悪いところも含めて、ありのままの自分自身を受け入れて生きていきます。
しかし、モラハラをする人たちはありのままの自分を受け入れられません。自分の弱い部分を認められないのです。
相手には本当の弱い自分を知られないために、常に演じることで自分を守っているのです。
場所や人を選びながら、自分が一番でいられる場所を確保し、自分が一番でいられるように、パートナーさえも操ろうとします。
まとめ
無自覚型(無関心型)、過剰警戒型(過敏型)、自分の夫はどちらにあてはまったでしょうか?
大きく分けた特徴ですので、もちろんすべての人にあてはまるわけではありません。
モラハラを自己愛性パーソナリティ障害という人格障害であることを理解できれば、モラ夫への接し方も少しはラクになるかもしれないです。