モラハラという言葉が世間的に浸透してきましたが、まだいまいちモラハラの定義がわかっていないというかたもいるのではないでしょうか。
このブログを始めるようになって、モラハラについていろいろ調べていく中でわかったことがありました。
モラハラは「言葉の暴力」とよく言われていますが、そんな単純なものではないのです。
モラハラは「言葉の暴力」ではない!
メディアでも、モラハラは「言葉の暴力」と説明されることがよくあります。しかし、モラハラは単純に「言葉の暴力」と定義することはできません。
モラハラをするにあたって、”言葉”は最も都合のいいツールであることは確かです。
彼らにとって”言葉”はターゲットを支配するために手っ取り早い方法なのです。
「サイレントモラ」というものをご存知でしょうか?
静かに行われるモラハラのことを指します。
言葉を操るモラハラとは違い、言葉を発することなく、無視、ため息、目の動き、しぐさ、咳払いなどで、相手を支配することができます。
モラハラは言葉の暴力ではなく、洗脳に近いものだと考えてください。そしてモラハラをする彼らは、一生治ることのない人格障害の持ち主です。
モラハラの詳しい特徴などは、こちらの記事をご覧ください。
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モラハラが治ることない。
モラハラをする人のことを医学的には、自己愛性人格障害と言います。
障がいである以上、改善の見込みはあっても治すことはできません。
しかし、改善させることもとても難しいです。モラハラをする彼らが自分のやっていることを自覚できない限り、治すことは困難です。
本来必要である人格の一部が欠落しています。それを大人になってから改善するのはとても難しいことであり、不可能に近いでしょう。
自分で自分のやっていることが悪いことと自覚すること事態が難しいです。
それをあたりまえとして生きてきて、それを受け入れられてきたのであれば、今までの自分の人生を否定することにさえなります。
モラハラをする人は基本的に気が小さいので、自分を否定することなんてできません。
モラハラ被害者は、「私が至らないから彼が怒るんだ」「私がしっかりすれば彼が怒ることはない」と、自分を責めてしまっていると思います。
私たちに悪いところがあって、私たちにその責任があるから彼らが怒るわけではない。
そもそも彼らは本当に怒っているわけではない。
怒りという感情を表現することによって私たちを支配し、自分を否定されないように守っているのです。
まとめ
モラハラは精神的な支配を行うものなので、根本を突き詰めるととても難しいです。
発達障害が起因になっているという説もありますが、医学的に証明されているわけではありません。
先天的なものではなく、育ってきた環境や過去のトラウマなどもモラハラの原因になっていることもあります。
モラハラは決して「言葉の暴力」に限ったことではないということ、理解しておくと今後の参考になるかもしれません。