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気付けば離婚への道を進みだして約5年間。離婚裁判を初めて約2年半。昨年、やっと離婚裁判を終えることができました。
長く長く辛い年月でしたが、離婚できたことを本当にうれしく思っています。
離婚と聞くと、世間的にはマイナスなイメージがありますが、私にとってはこんなにうれしいことはありませんし、新しいスタートを切れた清々しさでいっぱいです。
でも、まだまだみなさんに伝えられることはたくさんありますので、このブログをやめるつもりはありません。
2018年も、どうぞよろしくお願いします!
離婚裁判を振り返って思うこと。
とにかく辛くて辛くて、本当に辛い毎日でした。
離婚裁判は、ほとんどが書面での悪口大会です。1ヶ月~2ヶ月の間に一度行われる口頭弁論の書類作成は弁護士さんにすべて託し、私が離婚裁判で家庭裁判所に出向いたのは、家庭裁判所調査官による親権調査のときと、本人尋問のときの2回だけです。
裁判所に出向いたのはその2回だけでしたが、それ以外にも弁護士との打ち合わせが何度かありましたので、やはり日常生活の中に離婚判のことも入ってきてしまう。
とても辛かった…。
この2年半、裁判のことを考えない日はありませんでした。
早く終わって欲しい、早く縁を切りたい、そればかり考えていました。
相手側から送られてくる弁論内容は、本当にひどいものでした。この内容だけを見て私を判断すれば、とてつもなくひどい妻であり、ひどい母親であることに違いないでしょう。
相手側からの弁論に、私たちの夫婦生活での真実はなにひとつなかった。
私は結婚生活の中で家事もなにもしないひどい妻であり、子どもたちに虐待をするひどい母親であることがつらつらと書いてあるばかり。
どんなに真実ではないとわかっていても、一度は一生一緒にいようと思った人にこのように言われてしまうのは、本当に辛いものでした。
もちろん私たちの間に愛などひとかけらもありませんでしたが、元夫との裁判は自分の人生の選択を否定しなければいけないことでもあったので、自分自身を責めることになるのも辛い原因のひとつだったと思います。
離婚裁判での辛さは、協議や調停で味わってきた苦痛とは比じゃないないことがよくわかりました。
最終的には和解で離婚することができましたが、決して心が穏やかなわけではありません。判決を出すよりは早く裁判を終えることができたという安堵の気持ちだけです。
裁判で負ってしまったこの傷は、一生消えることはないと思います。
離婚裁判で得るものはなにか。
私がこの離婚裁判で譲れなかったもの。それは、親権以外にはありませんでした。
慰謝料ももらえるはずでしたが、蹴りました。それで終われるならと、そこに執着をしないことを選びました。
養育費は、子どものためのものなのできっちりもらいます。憎い相手ですが、元夫ががんばって働いたお金には変わりはないので、子どもたちのために大切に貯金していこうと思います。
一番私が得なければいけない権利をもらうことはできましたが、他に得られたものなんてあるのかな…正直、今はよくわかりません。
あと10年くらい経って、穏やかに振り返ることができたとき、わかるのかもしれませんね。
私には必要な試練だったのかもしれませんが、避けて通る方法は確実にあったとも思っています。
いや、モラ夫なので避けられなかったかもしれませんが…(笑)もっと賢く別れる方法はあったでしょう。
絶対におすすめしない離婚裁判
これから離婚裁判の中身についても細かく記事にしていこうと思っていますが、たかが離婚で裁判をするなんて、避けられるなら避けたほうがいいです。
離婚で裁判をする割合は、全体の1%にも満たないと言われていますが、離婚率が上がっている今、調停や裁判で離婚をする夫婦は確実に増えていくでしょう。
今は男性も育児をする時代ですので、親権争いで裁判まで行ったなんてことは、とくに珍しくはないのです。
現に私を担当してくれた弁護士さんも、ここ数年で調停する人は増えているし、裁判も増えてきているとのことでした。
地域によって差はあるのかもしれませんが、調停だけにとどまらず裁判をしなければいけない夫婦が増えているなら、私のブログも少しは役に立てるのかな…と思っています。
助けられた離婚ブログ
女性は共感したい、されたい生き物だと思います。
私も例外ではなく、この数年間は数々の離婚ブログに支えられてきました。
似たような境遇の人にコメントをしてアドバイスをもらったり、このブログにもコメントをくれるかたもいて、本当にうれしかったです。
1人ではがんばれなかったと思います。弁護士さん、家族、そして自らの体験を惜しみなく綴ってくれているブロガーさん。そして、このブログの読者さまに感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
いろんな人のブログを読み漁ったところで自分の離婚が解決するわけではありませんが、ほんの少しの拠り所があるだけでも違いますよね。
離婚はできたけど、元夫との縁が切れたわけではない。
離婚できたのはうれしいですが、残念ながら元夫との縁が完全に切れるわけではありません。
子どもたちがまだ小さいので、面会交流はこれからもずっと続いていきます。
まだまだ問題は山積みです。元夫とまともな対話ができない以上、周りの人や機関に頼わざるを得ないところがたくさんあるのです。
それでも、完全に他人となれたのは思った以上に心が軽いものですね。うれしいです。
以前に、ツイッターでこんなことをつぶやきました。
私は元夫と子どもたちの今の距離感はとてもいいと思ってる。面会交流を拒否するつもりなんて全然ない。でも、距離が近くなりすぎると危険な場合もあるんじゃないかな。難しいね。人はみんな同じ考えを持っているわけじゃないから。
— めぐまる (@ricon_mg) 2017年11月20日
私の離婚のきっかけは暴力でしたし、私や子どもへの被害がこれから一切ないとは完全には言い切れません。
ただ、離れて暮らしていることで、子どもたちと元夫はいい距離感を保てていると思っています。
私だって、いくら憎い相手でも子どもたちに悪いお父さんを見せたいわけではありません。
面会交流で楽しい時間を過ごせているならそれで構いません。邪魔をするつもりもありません。
でもこれはすべて子どもたちのために思うこと。元夫の心境なんて、はっきり言って私にはどうでもいいことなのです。
人は誰しも同じ考えを持っているわけではありません。私がどんなに子どもたちを思ってしていることでも、元夫婦間で争いが強いと、すべて攻撃だと思われてしまうこともあります。
本当に難しいです。もう、素直に言葉を受け入れられる関係じゃないので、行動や言葉のひとつひとつを疑いながら探りながらやっていかないといけない。
こんなめんどくさいことはありません(笑)
そして更にめんどくさいのは、避けては通れないこと。私の人生ではないので、ヘタしたら子どもたちの人生に関わり兼ねなません。慎重に考えていかなければいけません。
あまり深く考えたことありませんでしたが、信用がない関係って本当にめんどくさいです。
子どもたちと元夫との距離が近くなりすぎると、彼はイライラするでしょう。私も子育てでイライラすることはありますし、べつにそれが悪いとは言いません。
ただ、元夫が子育てに向いていないのは確実です。どんなに大切だと言っていても、子育てするとなると違いますからね。
この距離感を保ちながら、うまくやっていきたいと思いますが…まぁそううまくはいかないでしょう。
諦めます。(あきらめるんかーい)
まとめ
離婚を経て、今の心境を素直に吐き出してみました。
でもね、離婚がひと段落したおかげで今年のお正月は、わりと穏やかな気持ちで迎えられました。それだけでも進歩ですよね。うれしい。
いつ終わるんだろう。一生終わらないんじゃないか…と思っていた離婚劇でしたが、最後はあっけなく終わることができました。
本当に和解離婚てあっけないんです。
そこらへんも近々詳細にまとめていこうと思います!
今年もよろしくお願いします!